序章:

変わっていく景色と変わらない痛みと。
急激に変化していく世界の流れの中、私の心の中にあるキズアトはノイズと共に変わらず残り続ける――。
そして、君は何も知らずに生きている。

中二的陰鬱系ハードロックアルバム。

試聴:

自分さえも救えない日

(Vo.ming-zi)
ゆらりゆらり奏でる海よ
歪な雲 青空包みこむ
ぽとりぽとり垂らした毒は
たった一滴 全てを狂わせる

もう一度やり直して
何かが変わるというの?
明日に出会う既視感
自分さえも救えない


さらりさらりこぼれる砂の
欠落した記憶辿るように
ぎしりぎしり軋むノイズが
心の奥 頑なに拒んでる

もう一度やり直して
全てを取り返せる?
見慣れた未知 その先は
忘れた悲劇に出会う


もう一度やり直して
君を吹き消しにゆこう
明日に出会う既視感
きっと痛みは消えない

傷跡の翼で飛べ
自分を救うために




異端者の失踪

(Vo.ハトリアヤ)
閉じたカーテン 切り取った過去の今
終わりない日々どこまでも伸びてゆく

もっと素敵な未来があると期待したのは誰?
俯いた睫毛の雫 蝋燭の灯をそっと吹き消した

偶然か必然か
小さなすり傷よ消えて
大切な思い出が
何処にもない


繰り返す日 意味さえも見失う
寄せて返す海 両足を砂利は刺す

窓の外の自由な世界へ羽ばたけないのは誰?
傷を思い出さないように 日が沈む前にベッドに隠れよう

天国か監獄か
溢れる怨み言吐いて
1両の最終列車
通り過ぎた


3度目の朝を迎え 何1つ変わらない
霧の深い森 行き先を見誤る

当たり前に得た何かを得られないのは誰?
地平線の朱色の月 眩しい星空を手で覆い隠した

現実か空想か
静かに消えてゆく光
誰1人気づかない
何処へ行っても




彼岸花

(Vo.千紗)
傷跡残る素足
透き通る水をかき分け
映ることのない影
それさえも気付くことなく
彷徨って

ゆらゆら誘う彼岸花
流れる方へ手のなる方へ連れて


失くした生への固執
対岸へ消える人影
沈みゆく水の中
想うは優しい君だけ
抱きしめて

ゆらゆら揺れる彼岸花
癒えない痛み消えない怨み連れて
忌み嫌われの彼岸花
可憐な蝶は唇そっと触れる


君の愛した彼岸花
砂のように手から零れ落ちる
この声はきっと届かない
それでもまた迎えにいくよ君を



怨恨白昼夢

(Vo.天乙准花)
薄暗い闇夜に咲いた紅い華
滲んでく血を糧に膨れ上がる

灯りが照らす 吐く息は白く舞い睫毛は凍る
奪われた明日(あす) 胸を刺した 痛い痛い痛い
遺恨握りしめ


消えて


殺したいほどナイフを深く刺して
唇を噛み切るほどに
きっと後悔なんかはしない しないから
余剰憎悪を何処へ



小さな部屋 独りで声を殺し泣いた
傷口は少しずつ開いてゆく

何の罰だろう? 虚構罪業受ける報いは重く
焦げるほど焼きつく血の味 じわじわじわ
不浄躊躇わず


失せて


殺したいほどナイフを深く刺して
食いしばる歯折れるほどに
拭っても落とせはしない しないから
奈落の底に落ちて




消えて


殺したいほどナイフを深く刺して
刃先 地を貫くほどに
損壊の玩具いらない いらないわ
廃棄 土へと還す

そうやって夢で何度も刺した
互い違う(たがう)血を流して
一生分かり合う日など来ない 来ないから
二度と出会わぬように




Euphoria ~幸福の檻~

(Vo.サリヤ人)

汚れた服で傷を隠して
指先で縫い目辿る
反芻する記憶が蝕んで
蘇る悪夢は誰にも消せない

ぐるりぐるり回る
ひとりぼっち彷徨って
痛いことも悲しいことも
無いの きっと無いの
幸福の檻


ぬるく湿った空気 吸い込んで
ぼんやりと影は映る
割れた空に舞い散る残骸
望まない結末誰にも救えない

ぐるりぐるり回る
深い森彷徨って
帰れなくて泣いてしまっても
いいの もういいの
届かない声

この空に終わりがあるなら
迎えよう悲しみが消えるように

ぐるりぐるり回る
過ちを繰り返して
言えなかった届かなかった
願いを呟く
日常の非情

ほんの僅かでもいい
「幸せ」と呼べる日々を
愛せるように愛されますように
いつかどこかで
幸福の檻




嘘つき白百合

(Vo.三枝ちえ)
あなたに想い寄せて遠くから眺めてる
叶わない気持ち押し寄せて流される

優しく背中を押してくれた君の存在
あなたとの距離が近くなるそんな感じ
届きますように

「 大好き 」

儚い想い引き裂くように
拒絶をして遠ざかる
崩壊の始まり


大きく空いた傷口塞がらない
赤信号の中飛び出しちゃおうかなんて浮かぶ

1人で歩く帰り道がとても寂しくて
向かい側で笑うあなたと君が映る
2人手を繋ぐ

「 ごめんね 」

幸せそうに通りすぎてく2人の背を見送った
惨めね 許さない


泣いて泣いて泣き疲れてもまだ喉に詰まる
水の中で息ができないそんな感じ
ぷつり切れる糸


「 うそつき 」

奥に眠る悪魔の目覚め
身体を打つ鼓動が
さあ君に白い百合を飾ろう
無神経な笑顔に
首からもげ落ちる




ヒトリノモリ

(Vo.杜川彦)
見知らぬ森で目を覚まし彷徨う
暗澹たる空が木陰の隙間を通る

パパとママいつに帰るの?
突き付けられる
現実が
冷たくて
冷たくて
ねぇ痛いよ

さあ逃げなさい 無残に消える前に
誰1人助けはしない
愛されず誰を愛せというの
あてもなく出口を探して


どこを歩けど襲い来る既視感
遠くで鳴く鳥 小さな灯り吹き消すように

どうしてなの? 酷い仕打ちね
癒えることない
傷跡が
蝕んで
蝕んで
ねぇやめてよ

さあ逃げなさい 汚れた細い脚で
ここにはもう居場所などない
分かってと誰にも言わないから
幽かな光へと目指して


さあ逃げなさい 壊れてしまう前に
ここにはもう居場所などない
もう1度生まれ変われるのなら
幽かな光へと目指して

果てしない悲劇の終わりへ




交信電話

(Vo.夏目うみ)
テレホンカードを刺し込んで君を待つ
届くことない お互いの"今"は遠くて

誰も彼もを信じなくて
嫌な物見るような顔しないで
君とを繋ぎとめる
切断のカウントダウン
雨は降り止まず


声しか知らない なのにでも優しくて
どんな顔してこの痛み受け止めてる?

今は君しか信じなくて
君のように素敵に生きたくて
B面に裏返すテープ
あの頃に戻りたいな
声は掠れてく


今は君だけ信じたくて
屑なりに素敵に生きたくて
君の知らない感情
友情の顔の嫉妬を
胸にしまいこむ

やがては0になって
届かない君の声も
雨はやんでいる




Discommunication

(Vo.成瀬まこ)
幻想的楽観 無意味と気づいた遅いけど
誰の声に消され行き場を失うだけだって

嫌いじゃなくてでも好きでもなくて
手と手繋ぐこともないだろう

キミはキミでボクはボクで
違うところを目指して
近づかないでいがみ合うから
きっと答えなんかない

孤高のcommunication
何も始まらないでだるいから
断切のsensation
もうこれ以上口を開かない
だから決裂をしましょう


足並みが揃わず散らばる 日常でしょうか?
全て成し遂げたら喜んでくれるのは誰か?

季節めぐり薄れゆく記憶
そしていつか失うのだろう

○と×を付け合うだけ
堅い正義を押し付け
どこかにある共通項を
分かりあえたらいいのに

忘却のcommunication
ガッカリはよしてよ だってもう無理
静寂のdestruction
もうこれ以上修復不可能
だから決裂をしましょう


万策尽きたわけでもないのに
その指図 無理無駄無意味

孤高のcommunication
何も始まらないでだるいから
断切のsensation
もうこれ以上口を開かない
だから決裂をしましょう




干渉レジスタンス

(Vo.kikyow)


しょうもない理由で死んでしまうのだろう
全ての生には意味があるのか

断てない抜け出せない
指図で意志を日和らせて
勝手な思想の干渉罪 手を伸ばす安定剤
ねぇ 「ボクのため」は要らぬお世話


乾いた大地で乞うても落ちてこない
欲しかった物だって誰かが捨てた

底ないデキ損ない
たぶん大人になりたくない
恩着せがましくたって 見捨ててしまったって
ねぇ 次は誰のせいにするの?


この息苦しさと明日への虚しさは
きっと分からないよ
大切にしすぎて手を差し伸べすぎて
縛りたくなるの?

血は争えない


断てない抜け出せない
持ち合わせが悪すぎるよ
勝手な思想の干渉罪 手を伸ばす安定剤
ねぇ 1人にして
もう1度やり直して最適解を見つけられるのか?
どこで間違えたの? 何を知り得たの?
また悲劇は繰り返して


誰にもいえないキズを晒して




Rainy day

(Vo.ミヤビミカド)
取り残されてしまうような
平日の昼前
光を遮り落とした
折れた傘伝い滴る

滅びゆくセカイの中 Rainy day
選び取った やり直せないことを
暴れ回る海のように Raging ache Ah
自覚のない加害者

黒い雲が渦巻く



雨上がりの曇り空と
泥ついた足跡
水たまり跨いでみても
靴の隙間から蝕む


歪むノイズで生まれる Rainy day
食い潰して 足を引っ張るように
聖域を侵したがる Crazy way Ah
誰もが救い求め


死んだら負け
生きたら勝ち
単純で難解なルール
無意味に脱落なんてしないで


消える夕陽の色
後悔する今をやり直せるか


いつまで経っても子供の Rainy Day
失望して 無責任な悪魔
ほんの僅かな希望の Only way Ah
敵は直ぐ側にいる

上辺の平等横暴 Raging face
闇のハートを胸の奥に潜め
引きずり出せよ正体 Evil shade Ah
水の泡となる前に




サマヨウイタミ

(Vo.ハトリアヤ)
割れたガラス 耳を塞ぐ
湧いたノイズ 振り払って


街を歩く無数の影
雨の中で立ちつくして
融けて消えた


落とされた底のない闇
溺れて沈むように苦しみで歪んでく
涙の訳も知ることなく
喉に詰まる声を飲む

さめないように身体丸めて



爪をたてて腕を掴む
赤く腫れた傷が滲む

白い紙を書き殴って
黒く黒く変わり果てる
破り裂いて


落とされた底のない闇
抉られてゆくように痛いところを掴んで
乾くことない涙の跡
擦り切れてなくなるまで


遠き日と彷徨う明日と
息の根を止めるように睨み恨み続ける
乾くことない涙の跡
声が枯れてしまっても
何も言わない 消えて欲しい

擦り切れてなくなるまで

仕様:

※以下の仕様は制作中のものです。予告なく変更されますことをご了承ください。

メディア形式 CD-R
(DVDスリムケース)
対象年齢 12歳以上推奨
収録楽曲 1. サマヨウイタミ
(Vo.ハトリアヤ)
2. Rainy day
(Vo.ミヤビミカド)
3. 干渉レジスタンス
(Vo.kikyow)
4. Discommunication
(Vo:成瀬まこ)
5. 交信電話
(Vo.夏目うみ)
6. 嘘つき白百合
(Vo.三枝ちえ)
7. 怨恨白昼夢
(Vo.天乙准花)
8. ヒトリノモリ
(Vo.杜川彦)
9. Euphoria ~幸福の檻~
(Vo.サリヤ人)
10. 彼岸花
(Vo.千紗)
11. 異端者の失踪
(Vo.ハトリアヤ)
12. 自分さえも救えない日
(Vo.ming-zi)
使用言語 日本語
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スタッフ:

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kikyow(Web / twitter)
成瀬まこ(twitter)
夏目うみ (twitter)
三枝ちえ(Web / twitter)
天乙准花(Blog / twitter)
杜川彦 (Web)
サリヤ人(Web / Blog / twitter)
千紗(Web / twitter)
ming-zi (Web)
作詞/作曲/編曲 阪神 総一(Web / twitter)
ギター 小野瀬旭(twitter)
ミックス/マスタリング 阪神 総一
イラスト 塩こうじ (Web / twitter)
パッケージデザイン 阪神 総一
サイトデザイン 阪神 総一
Special Thanks Hitoki Fedya Horie (イエロービオラ)
弐人(弐人のへっぽこ制作記)
制作/著作 Trial & Error

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